指針作成にあたって
倫理委員会委員長 戸井雅和
今回の『乳癌臨床研究の利益相反状態開示に関する指針』の修正、追加は日本医学会のガイドラインに沿って行われたものです。
主要な改正点は、回避すべき事項の新設です。臨床試験、治験に関連する利便、報奨金、報酬等に関する回避事項が記載されています。また、細則においては、学会等に関連して行われるセミナーでの発表者における資金提供者の明示が追記されました。細則は1年ごとに見直すことも追加されました。
これらの修正、追加は、臨床研究の公明性、中立性、透明性の保持を明確にし、臨床研究、臨床試験が適正に行われること、を目的としています。
利益相反(conflict of interest:COI)情報を適切に開示することは、本学会の社会に対する責務と考えられます。最も正しいと考えられるデータを構築し、発表することは社会の公的利益に合うものですが、何にしろ、利益相反状態は研究の立案や成果の解釈、公表における中立性に影響を与えるおそれがあり、利益相反状態の開示はこれらの臨床研究の中立性への影響を最小限にとどめるために必要不可欠と思われます。
本改正は利益相反委員会の河野範男委員長を中心にして、佐伯俊昭副委員長、石田孝宣委員、高尾信太郎委員、増田慎三委員、山田公人委員、野村憲弘委員により行われ、理事会、評議員会の討議を経て確定されたものです。
臨床研究に関わるもの全員が遵守すべきものと考えます。→ 旧序文はこちら
利益相反委員会報告 NEW
1. 乳癌臨床研究の利益相反状態開示に関する指針 NEW
2. 乳癌臨床研究の利益相反状態開示に関する指針細則 NEW
3. 運用のための Q and A
4. 筆頭演者の利益相反自己申告書(様式1)
5. Breast Cancer Conflict of Interest Disclosure Statement (様式2)
6. 筆頭演者の利益相反の開示フォーマット PDF PPT
7. COI 役員立候補用(様式3)エクセルデータ 2011年5月19日更新
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6はPDFとPPTを掲載しております。