HER2検査・判定の変更のお知らせ
-ASCO/CAP ガイドラインの準拠に関して-

平成21年5月19日に開催されました第18回トラスツズマブ病理部会にて、HER2検査・判定の更なる精度向上ならびに精度管理を目指して、我が国におきましてもASCO/CAP ガイドラインを準拠することといたしましたので、お知らせいたします

変更の要点は、以下の2点です。骨子は、equivalentの巾を広げre-testして精度を向上させようとするものです。(表1参照)

表1

1. 対象は、免疫組織化学 IHC法とFISH法。
2. Equivocalの巾を広げ、Re-test, re-countによる再確認を行う。

(1) IHC法の場合:強い完全な細胞膜の陽性染色がある癌細胞の30%を超える場合を3+とし、陽性とする。(従来は10%以上)
Equivocalの場合はFISH法を行い2.0以上を陽性とする。

(2) FISH法の場合:1.8-2.2をequivocalとしてFISH法のre-count(あるいはre-test)を行う。再度のFISH判定でもEquivocalの場合は2.0以上を陽性とする。

※詳細は 新HER2検査ガイド第3版…PDF をご覧ください。

東海大学医学部基盤診療学系病理診断学 教授
トラスツズマブ病理部会 代表
長村義之

 

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