1975 年より乳癌学会の前身である乳癌研究会の事業として開始された乳癌登録は、2003 年までの29 年間に188,265 症例が登録されました。新しい登録システムが導入された2004 年次に14,805例であった登録症例数は今回の2007 年次集計では大幅に増加し、2010 年3 月8 日現在23,633 症例、参加登録施設数は575 施設となっています。
乳癌学会ではこの貴重なデータをさらに信頼度の高いものとするため、登録を学会認定施設の必須条件として義務付けることを決定しました。一定の準備期間をおいて2012 年からの実施となりますが、これにより全国罹患数の7 割を越える登録が一気に達成できるものと期待しています。
今後はこうして集められた貴重なデータを有効に利用し、乳癌治療の均てん化の方向に役立てることができれば嬉しく思います。
この新しいシステムによる登録事業は多くの企業の賛同を得てこれまで支援していただき、ここまで到達することができました。今後は外科学会が中心となって2011 年から新たに発足する登録制度の一部を利用する形でこの登録事業を継続してゆく予定で、資金面で企業の支援を仰ぐことなく、学会独自で維持運営を図ることにいたしました。これまでのご支援に対してお礼を申し上げるとともに、今後も引き続いて多くの方のご理解とご支援を頂けますようお願い申し上げます。
乳癌学会登録事業を支援していただいた以下の企業に心より感謝申し上げます。
武田薬品工業株式会社
中外製薬株式会社
アストラゼネカ株式会社
グラクソ・スミスクライン株式会社
サノフィ・アベンティス株式会社
大鵬薬品工業株式会社
日本化薬株式会社