一般社団法人 日本乳癌学会

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先輩からのメッセージ


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先輩からのメッセージ 能澤一樹 先生

最終更新日:2025年10月9日

仲間と挑む臨床試験、地域から世界へ羽ばたく力に変える

ご協力いただいた先生
名古屋市立大学 臨床研究戦略部 能澤一樹 先生

自己紹介

現在、医師12年目の腫瘍内科医になります。現在は、大学病院に勤めていますが、総合病院で研修を行い、がん専門病院で勤務し、現在に至ります。研修としては、2年間の初期研修を終えて、3年間の後期研修を「臨床腫瘍ローテーション」として血液腫瘍、呼吸器腫瘍、婦人科腫瘍、泌尿器腫瘍、消化器腫瘍、乳腺腫瘍の研修を行いました。その後は、乳癌を専門とした診療、研究を行っています。

腫瘍内科の中で乳腺を専門に決めたわけ

腫瘍内科医として働く場合、総合病院で幅広い癌種を診るパターンと、専門病院で特定の癌種に絞って研究・診療に当たるパターンがあります。私は後期研修中に乳癌診療の奥深さと薬物療法の複雑さに興味を持ったことがきっかけで、次第に臨床試験に関わる機会が増え、現在の専門が定まりました。幸いにも、勤務先だけでなく院外でもメンターと出会うことができ、臨床試験の道を進むうえでの指導を受けることができました。

現在の仕事について

現在は大学病院に勤務し、臨床と研究の両立に励んでいます。臨床においては乳腺外科の先生方と連携して乳癌診療に取り組んでいます。研究面では臨床試験を中心に、院内だけでなく国内外の専門家との協議を行いながら進めています。多くの患者さんには臨床試験や治験を提案し、実践しています。

今後について

臨床試験を軸に、より良い治療法の発信に尽力したいと考えています。東海地区には乳腺を専門とする腫瘍内科医が少ないため、仲間をさらに増やしていきたいと思います。

 

 

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