幅広く奥深い乳癌診療はやりがいがあり、この進路を選択して良かったと強く思います。
ご協力いただいた先生
大阪大学 乳腺・内分泌外科 林知恵 先生
大学病院後期研修(医師5年目)
大阪大学 乳腺・内分泌外科 林知恵 先生
大学病院後期研修(医師5年目)
自己紹介
私は卒後5年目で、現在は大学病院で勤めています。専攻医3年間の内、初めの2年は市中病院、3年目が大学病院です。今は入院患者さんの病棟主治医や検査、手術といった業務についています。
乳腺外科を志望したきっかけ
初期研修1年目の冬に外科研修として乳腺外科を選択したことがきっかけです。それまでは乳腺外科を意識したことがありませんでしたが、臨床の現場を見てみて、その魅力とやりがいに気付かされ志望科として急浮上しました。
乳腺外科の志望理由
理由はたくさんあるのですが、乳癌の好発年齢が40代から60代と仕事や家庭で大切な時期にある患者さんを診療する、というところに大きなやりがいがあるように感じました。
外科研修の実際
乳腺外科医になるためにはまず外科専門医を取得します。そのために消化器・呼吸器・心臓血管外科、小児外科が必要です。必要症例数はそれほど多くなく、初期研修の間の経験症例も含めることができたので、無理なく研修できました。当初は不安を抱いていましたが、心配はいりませんでした。