本年のサンアントニオ乳癌シンポジウム(SABCS 2024)では、Japan Nightを開催しないことになりましたので、お知らせいたします。
先日、日本乳癌学会事務局より「2024 SABCS トラベルグラント公募のご案内」をお送りいたしました。その中で、「本年はJapan Nightを現地で開催せず、受賞者には2025年の第33回日本乳癌学会学術総会の国際委員会企画セッションで発表していただき、授賞式を行う」旨を記載しておりました。
Japan Night中止の背景と追加説明
Japan Nightは、2019年までそして昨年から再開し、米国サンアントニオでSABCSの期間中に開催され、日本乳癌学会の会員が現地で情報交換や国際的な交流を行う貴重な機会となっておりました。しかし、昨今の円安や米国での物価高騰により、現地開催の費用が予算を超えてしまう状況となっております。また、現地参加者に限定されるイベントであることから、公平性の観点でも見直しが必要と判断いたしました。こうした理由から、今年度のJapan Nightは開催を見合わせることといたしました。
今後は、為替や物価の状況を鑑み、参加費のご負担なども含めて再開の可能性を検討してまいります。再開が決定した際には、より意義深いJapan Nightとして企画を進めてまいります。
代替施策と今後の予定
今回のJapan Night非開催に伴う予算の再配分として、他の国際学会(ASCOやESMOなど)へのトラベルグラントの提供も検討しております。決定次第、改めて皆様にご案内いたします。
SABCS 2024でのJapan Night開催を楽しみにされていた皆様には大変申し訳なく思っておりますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
引き続き、皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
国際委員会