会員 各位
アストラゼネカによる「トルカプ®のコンパニオン診断結果サポートプログラム」の終了について の乳癌学会ステートメント(医療者用)を掲載いたします。
本年1月21日付けで、「アストラゼネカ社による『トルカプ®のコンパニオン診断結果サポートプログラム』について」という乳癌学会としてのステートメントを発出しました。
https://www.jbcs.gr.jp/modules/info/index.php?content_id=231
この度、本プログラムを終了するとの連絡を受けました。学会として以下のようにお知らせいたします。アストラゼネカ社の本プログラムに関して、契約したご施設の関係の会員の皆様につきましては終了日などに注意して患者さんへの治療に関して支障をきたさぬようお願いいたします。
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トルカプ®のコンパニオン診断結果サポートプログラムの終了について
本プログラムの終了の背景と注意点;
トルカプ®のコンパニオン診断として唯一承認されていたFoundationOne® CDx がんゲノムプロファイリングは、保険診療制度上の制約により、実施が難しい状況が生じていたために、アストラゼネカ社が、倫理性と緊急性を考慮して、2024年11月より本プログラムを提供していました。
この度、2025年9月株式会社理研ジェネシスより、トルカプ®のための専用の後発コンバニオン診断「OncoGuideTM OncoScreenTM Plus CDx システム」が承認されました。検査の受注は保険収載を経て2025年10月30日以降が予定されています。
OncoGuideTM OncoScreenTM Plus CDx システムにより、保険診療のもとで患者さんのアクセスが可能となるため、アストラゼネカ社は本プログラムを終了することにしています。
(注意点)このプログラムの使用をご検討の先生は以下の終了予定日までに登録をよろしくお願いいたします。
終了予定日: 2025年10月29日
一般社団法人日本乳癌学会
理事長 石田孝宣
