一般社団法人 日本乳癌学会

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資格認定・e-Learning

ラジオ波焼灼術(RFA)術者認定

最終更新日:2024年2月15日

ラジオ波焼灼術(RFA)の保険収載に伴い、乳癌学会において術者の認定を開始することとなりました。
症例につきましては乳癌学会レジストリへの症例登録をお願いいたします。
つきましては、ラジオ波焼灼術(RFA)の実施を希望される場合はラジオ波焼灼療法適正使用指針を参考に、以下の対応をお願いいたします。

術者認定・登録

  1. 術者を希望される方は適正使用指針の術者要件を確認し、先ず所属する施設が要件を満たしていることをご確認ください。施設から証明書の提出は必要ありません。
     
  2. 乳癌ラジオ波焼灼療法のeラーニング(術者用)を受講してください。また、施設にはeラーニング(病理用)を受講した病理医が必要ですので、術者を希望する方から所属の病理医にeラーニング(病理用)を受講するようにお願いしてください。
     
  3. 3例の実施研修を受けていただく必要がある為、実地研修申請書を事務局宛メールで提出してください。研修を受けられる施設・術者は、適宜学会HPに記載していきます。
    ※当面の間は、①ラジオ波焼灼療法の研修が受けられる医療機関がないエリア ②大学病院、がん専門病院などハイボリュームセンターの医師を優先して実地研修を調整いたします。
    ※経験症例は乳腺専門医取得後の症例である必要があります。

    なお、研修に行った際には指導者名、患者の年齢、左右乳房の情報、手術時間の情報をメモして記録に残すようにしてください。
     
  4. 上記1~3の要件を満たしたら、「術者申請書」に必要事項を記載し事務局にご提出下さい。申請書には症例3例も記載してください。申請された3例は以下の学会レジストリに登録された症例との付け合わせににより確認いたします。

  審査の結果、承認された方は学会HPに氏名・施設名を公開いたします。

学会レジストリ

2024年1月1日よりラジオ波焼灼療法症例登録システムをNCDに実装いたしました。
これに伴い 「早期乳癌RFA症例登録フォーム」の運用を終了いたします。なお、2023年12月の実施症例についてはラジオ波焼灼療法症例登録システムに手術日を2024年1月1日として入力してください。症例登録システムは3年間の予定で運用する予定です。
日本乳癌学会に市販後安全対策を講ずることが課せられているため、会員におかれましては症例登録システムへの速やかなデータ入力が義務づけられております。

*RFAを実施したらNCDのRFAレジストリの入力を遅滞なく入力し完了(承認済)にしてください。
*ラジオ波焼灼療法 登録マニュアルは、NCDシステム内に1月25日以降に掲載予定です。
 システムの操作方法についてのご質問はNCD事務局へお問合せください。
 https://system.ncd.or.jp/karte/page/help
 
なお、厚生労働省の報告書では「乳腺腫瘍の適応追加に係る承認申請に当たって提出された臨床試験成績の最終解析結果を、医薬品医療機器総合機構宛て報告するとともに、必要に応じ適切な措置を講ずること」と記載されており、市販後安全対策を随時検討・遂行していくことを目的として、レジストリおよびNCD乳癌登録に入力した症例データはNCDから乳癌学会へ提供され、乳癌学会より公的機関や企業に提供される可能性があることをあらかじめご承知おきください。

<以下、各書類名をクリックしていただくとダウンロード可能です>
ラジオ波焼灼療法適正使用指針
実地研修申請書

※eラーニング終了後にご提出ください
※いただいた情報は認定された研修受け入れ施設の担当者と共有させていただきます
術者申請書・研修実績報告書
乳癌ラジオ波焼灼療法開始まで

申請書提出先:rfa@jbcs.gr.jp(メール添付にてお送りください)
※申請書提出先のメールアドレスが上記に変更になりました(2023年12月26日追記)

e-learning

  https://jbcs.portal.admt.tv/template-pages/rfa  

術者要件の教育プログラム(座学)としてe-learningの受講が必須となります。
①術者用、②病理用とございますので、必要な講習を受講していただき、申請される際には受講完了まで行ってください。
なお、完了後に受講証の発行が可能となりますが、こちらの提出は不要となります。

【術者用 プログラム】
  1. 総論、ラジオ波の原理、(ラジオ波焼灼療法をはじめるまでの流れ)
  2. 適正使用指針 ラジオ波の適応と禁忌 プロトコル治療 レジストリーやNCD登録など
  3. 標準的手技(コツ、注意点)
  4. 有害事象とその対策
  5. 術後経過観察(術後画像診断の特徴など)
  6. インフォームドコンセントの要点

  7. RFA効果の病理判定(NADH-diaphorase染色とH&E染色)
  8. ラジオ波焼灼療法(RFA)における病理組織診断の特徴と注意点

【病理用 プログラム】
  1. RFA効果の病理判定(NADH-diaphorase染色とH&E染色)
  2. ラジオ波焼灼療法(RFA)における病理組織診断の特徴と注意点

<お問合せ>
日本乳癌学会事務局:office@jbcs.gr.jp
メールにてお問合せいただけますようお願いいたします。

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